引き続きシドニーにいます。
水素関連の国際規格委員会であるISO/TC197のミーティング2日目です。
昨日はSC1(サブコミッティー1)と戦略ミーティングがありました。
SC1はTC197全体にぶら下がる副委員会で、今回初めてのミーティングだそうです。
会場は入りきれないほどの人であふれていました(ちなみに誰もマスクをしていません)。
今までの基礎的技術や安全の規格が主だったのですが、WGが多くなり量産普及段階の規格も検討しなければいけないという経緯でSC1が立ち上がったのだそうです。
昨日参加したWG31が何かするというわけではなさそうなので私は聞いているだけでしたが、活発な議論が飛び交っていた感じで、時間がかなり押していました。
ランチタイムはこんな感じです。会場で簡単な軽食が出ます。
食べに行かなくて済むので楽ですね。
午後はStrategy Meeting(戦略ミーティング)に参加しました。
ISO/TC197の戦略というかこれからこんなことをしますよ、という方向性を示すミーティングかと思いましたが、少し感じが違いました。
今回はアジア・オセアニア地域のオーストラリア・日本・韓国の水素普及の現状をそれぞれプレゼンした上で、各国のプレゼンターによるパネルディスカッションが行われました。
ミーティングを通して、踏み込んだ方向性までは出なかったように思います(私の英語理解力が弱くて全然わかりません・・・)。
その後、オーストラリアの水素関連企業3社による「オーストラリア・ショーケース」という発表会・展示会も行われました。
こちらも多くの人でにぎわいました。