「青天の霹靂(せいてんのへきれき)」
「青天の霹靂の「青天」は青く晴れ渡った空のことであり、「霹靂」は雷鳴のことである。
すなわち、よく晴れた日に突如として雷が生じるという状況が、突然の大いに驚く出来事の喩えに用いられている。」
先日、住友化学(株)はエチレン・プロピレンゴム(EPDM)について、千葉工場にある製造設備を停止し、2023年3月末をめどに販売を終了する趣旨のニュースリリースを出しました。
「エチレン・プロピレンゴムの販売終了について」
https://www.sumitomo-chem.co.jp/news/detail/20210901.html
EPDM製造設備の操業は1970年1月からとの事なので、約半世紀の歴史に幕を下ろすことになります。
住友化学のEPDMは、わが社のコンパウンドにも多く採用されており、配合設計の変更を余儀なくされます。
私たちにとっては結構重大な「事件」であり、「晴天の霹靂」「寝耳に水」と思いながら、代わりの材料設計・開発に取り組んでいます。
お客様には引き続きより良い製品をお届けできるよう、順次アナウンスをさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。