昨日の文章で「七色の水素」について、解説しました。
(日本バルブ工業会HPより)
https://j-valve.or.jp/env-info/9040/
七色とはなんだか虹みたいできれいだなあ、なんてのんきに考えているのですが・・・
これらの色分けに従って、将来的にはカーボンプライシング(排出されるCO2(二酸化炭素:カーボン)に価格付け(プライシング)を行い、CO2を排出した企業などにお金を負担してもらう温暖化対策の仕組み)がされることになるんだろうな、なんて思います。つまり炭素税ですね。
カーボンプライシングとなると、石油・天然ガスなどのエネルギー源のほとんどを輸入に頼っている日本にとっては厳しいのではないかと思います。水素がその代替として有望なのでしょうが、ゼロカーボンの枠組み作りが進んでいくと、水素を作るのもできるだけCO2を大気中に出さない形で行う必要が出てきますね。水素分野ではこれまで日本がトップランナーだと思っていましたが、今本腰を入れて研究開発に取り組まないと世界で取り残されるかもしれません。