東京オリンピックですが、開幕以来、連日メダルラッシュが続きますね。
今回のオリンピックでは意外とクリーンエネルギーの「水素」が使われています。
まずは聖火。聖火リレーで使われたトーチの一部や聖火台に灯る炎の燃料は水素です。でも水素は本来無色透明で燃焼するので、「重曹(重炭酸ナトリウム)」を混ぜて、炎の色を出しているそうです。炎色反応ですね。
選手村で使われる電気にも水素が使われています。大会期間中、オリンピックスタジアムなど49施設に供給する電気は再生エネルギー由来の電気なのですが、宿泊棟の一部や、選手の休憩施設では福島県の「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」で再生可能エネルギーから製造された水素を用いて発電し、使われています。
そして、走行時にCO2を排出しない燃料電池バスの整備も進んでいます。大会用車両として燃料電池自動車が使われ、また都営バスに水素で走る燃料電池バスが約70両導入されています。また、燃料電池車に水素を充填する水素ステーションが都内で22か所(うちバス対応ステーションは5か所?手数えですみません)整備されています。
選手と共に「水素」も活躍してくれているのがうれしいですね(^^)