先代から教わった、座右の銘です。
「うまくいっても偉ぶっちゃいけないよ、逆にうまくいかなくてもどっしりしていないといけないよ」
まあ、そんな意味です。
ところが色々調べてみると、どうも「得意冷然 失意泰然」みたいです。
しかしさらに実は「得意淡然 失意泰然」が正しい。
しかも「得意淡然」は本当は「得意澹然」らしくて、元々中国の明時代に崔後渠という人が書いた六然(自處超然、處人藹然、有事斬然、無事澄然、得意澹然、失意泰然)の最後の二つ「得意澹然、失意泰然」からきているそうです。
「得意の時でも驕り高ぶることなく、失意の時でも悠然と構えて取り乱さないことが大切である」という意味自体は、どれも共通しています。