4月12日から16日までの一週間、「ハノーバーメッセ2021」が開催されました。
https://www.hannovermesse.de/en/#
「ハノーバーメッセ」は毎年ドイツ・ハノーバーで行われる、世界最大級の総合展です。
毎年展示社数5,000社以上、来場者数20万人以上という規模を誇り、春の一週間の会期中はハノーバーの街全体がお祭りのようになります。
IoTやインダストリー4.0をはじめ製造業に関わるあらゆる技術、製品、サービスおよびエネルギー関連技術の最先端の潮流を知ることができる貴重な機会です。
ハノーバーメッセ2021では各社のホームページに訪問された方やその属性、それからどれくらい興味をもって見てくれたか、などの情報が閉幕後にフィードバックされます(プランに応じて制限があります)。
実は、私は閉幕してからそんなサービスがあることに気づきました(^^;
これらのデータを次に生かすことができますので、将来への種まきとしてはとてもいい機会だと思います。
また、このメッセではweb会場へのログインのための「eチケット」を配布していました。
出展社は無料のeチケットを配布することができ、私も普段メールマガジンを読んでいただいている国内外の皆様に一斉に配らせていただきました。
その数、約5,000枚です。
そのうち、ホームページで実際に登録までされた方はというと・・・1%弱でした。
一般的にチラシなどは1000枚配って問い合わせは5件程度と言いますから、これに割と近い数字なのかな、なんて思います。
という具合に、デジタルのハノーバーメッセはいろいろ意義がありました。
それでも、やはりハノーバーメッセは「生」がいいですね。会場でのやり取りや仲間を作っているという一体感がデジタルでは感じることができません。
直接会場でワイワイやり取りしたり、通りすがりの方と新しい出会いがあったり、知り合いの知り合いと知り合いになったり、なんてことはありません。
それに、現地でビールやソーセージを味わうことができないのが、とても残念です。この時期はホワイトアスパラが旬ですしね(^^)
来年のハノーバーメッセはリアルで開かれることを願っています!