先週、ISO9001の審査がありました。
ISO9001とは国際標準化機構が定める、品質マネジメントシステムに関わる国際認証規格のことで、「顧客が満足する製品やサービスを提供するための仕組みを構築するガイドライン」です。
今回は一年に一度の定期審査で、まる一日かけて会社の仕組みが継続的に改善されているか、各部署でPDCAが回っているかなどの審査をしてもらいました。
わが社では2007年からISO9001を導入して14年経ちました(大阪本社工場)。
認証を取得した最初は最新版管理や品質マニュアルに作業が沿っているかなどの審査が主でしたが、審査の回数を重ねるにつれ、会社がより良くなるために、年度計画や目標管理シートなどに基づいてトップから社内隅々まで同じ方向を向いて、効果的に運用できているかの審査になってきました。
ISO9001という仕組みは、会社の日々の仕事とISO9001が別物の運用になってしまうと大変使いにくい「足かせ」となりがちですが、目標を達成できるように日々の会社のPDCAサイクルに組み込んで継続的改善を行えるよううまく使いこなせば、大変すばらしい「ツール」になると思います。
審査人の方も「ISO9001が実際に仕事に役立つように活用できているか」を重視して見てくださいました。
ありがたいことに今回の審査では指摘事項はありませんでした。とはいえ審査を通じて「まだまだ」という部分と、今後よりうまく生かしていきたい部分がありました。
今後もお客様のニーズに応え、会社をよくするためのツールとして、うまく使いこなしていきたいと思います。