先週の京都女子大学での「組織マネジメント論」授業でのことなのですが・・・
私は後半のウチのスタッフの質疑応答を聞きながら、「風雪に耐えた梅の花はなお芳しい」という言葉を思い出して、少しホロリとしていました。
今回この3人を選んだのは、女子大学の学生さん向けだからウチで活躍している女性の方がいいかな、年齢が近い人がいればいいかな、役職についている人がいればさらにいいかな、中にはお父さんくらいの年代の人もいたら面白いかな、などという考えからなのですが・・・
実は裏テーマがありました。それは3人ともそれぞれに「挫折」を経験しているということです。
仕事がうまくいかなかったり、なじめなかったり、評価されなかったり・・・それぞれ悩みを抱えて、苦労していた時期がありました。ここにいても仕方がない、やめてしまおうと思ったこともあっただろうと思います。
それでも年月を経て、周りの人に支えられたり、自分で頑張ったりして、それぞれに居場所を見つけ成長してきました。こうして先生の質問にも堂々と答えているのを見ていると、大変感慨深いものがありました。
長く生きていれば大なり小なり雌伏の時はあるものですが、受講者の学生さんにとって今回の講義がほんの少しでもお役に立ち、逆境に負けずに将来いつか「風雪に耐えた梅の花はなお芳しい」という言葉に心から合点がいく日が来ればいいな、と心から願っています。