先日、金型倉庫の古い金型を整理しました。
わが社は創業70年を越えているので、1000を優に越える金型が保管されています。
作ってから何十年も経つ金型はさすがに最近使わなくなり、このところ何回かに分けて整理しています。
今回の整理だけで180型もあったそうです。
長老の元製造部長から金型の昔話も聞きました。
「昔の金型は社内製でしたが、当時は旋盤で作っていて、精度はイマイチでしたね。旋盤に取り付けるのでどうしても芯ブレしたり、バイトの作り方・研ぎ方でずいぶん精度が違ってきます。その点、今の金型は機械がよくなって精度が上がっていますね。」
「金型に歴史あり」ですね。こういうむかしばなしは大切に受け継いで行きたいです。