ただいま、ヨーロッパに来ています。
近畿経済産業局様・大阪商工会議所様のお誘いで、水素燃料電池関係の商談に一週間、ドイツ・イギリスを回ります。
シュツットガルトからケルンにやってきました。
シュツットガルトでは朝のラッシュアワーと重なってしまい、ドイツ版新幹線のICEが満席で30分ほどたつ羽目になりました。
毎朝のことなので皆さん慣れっこのようです。
ケルンには駅前にドーンとケルン大聖堂がそびえます。
その荘厳なたたずまいには圧倒されます。
そこからUバーンを乗り継いで来たのはフローラ・ケルンという元宮殿です。
この会場で「ZEB conference」というセミナーがあったので、参加してきました。
「ZEB」というのは、「ゼロ・エミッション・バス」の略です。
ヨーロッパの様々なメーカーがEVバス・燃料電池車を含むエコバスの普及を発表・討論する場所です。
350人参加(ソールドアウト)と大盛況でした。
プログラム内容も電気・FCどちらかに偏らず、いいバランスでした。電気バスばかりの話題かもと思っていたので、とてもよかったです。
温室効果ガスによる地球温暖化を防ぐには、CO2を出さないゼロエミッションバスの公共交通機関での普及がいかに大事か強調されていました。
これからどのように普及させるか?が次の課題で、今後の普及には補助金や政府レベルの後押しが不可欠だそうです。