今日は最終日。
午前の打ち合わせが終わり、昼から予定がありません。
朝からの豪雨で、観光地として有名なサンタモニカの海岸も荒天です。
せっかくですから現地のエコカーを見に行きましょう、ということになりました。
まずは日産へ。
EVの「リーフ」が展示されていました。
売れ行きはどうですか?と聞いたらまだまだのようです。
一番の問題は走行距離。車社会のロサンゼルスでは走行可能距離107マイル(180キロ)ではちょっと心もとないようです。
充電に時間がかかるのも課題のようです。
とはいえ、北米を大変重要な市場ととらえているのは間違いなさそうなので、これから巻き返してこられることでしょう。
次にトヨタへ。
「MIRAI」が展示されています。
今カリフォルニアでは約1,000台で、まだまだ出始めです。
価格的にはいろいろ補助金やトヨタのサービスが充実していて、リースだとガソリン車をリースするのと比べちょっと高いくらいですむそうです。しかも、3年間水素の充填費用やメンテナンス費用が無料(!)だそうです。
トヨタの力の入れようが半端なく、いずれ「プリウス」が普及したように「MIRAI」も普及するだろうとのことでした。
そして最後にテスラへ。
街中でも何回か見ました。
アメリカで既に10万台売れているそうです。
ショールームはサンタモニカのショッピング街にありました。
テスラのモデルSとモデルXが並んでいます。
おしゃれで、ブティックに入った感じがします。
車の運転はこのタッチパネルで!!
どうもテスラはほかのエコカーとコンセプトが違う感じです。
車というよりは「走る情報端末」ですね。
しかも今話題のオートパイロット(自動運転)が装備されています。すごい!
車としての欠点といえば、バッテリーをたくさん積んでいるので約3トンと重い、ということでしょうか。
ライバルはベンツやメルセデス、マセラッティだとのこと。
同じ価格帯の高級車を意識しているようです。
三者三様、これからの再生可能エネルギー社会への考え方や方向性が大変参考になった午後でした。