この間、映画「君の名は。」を見てきました。
観客動員集一位になっている話題作です。
監督の新海誠さんは「秒速5センチメートル」などで知っていたのですが。
風景がきれい、光の使い方がうまい、ストーリーが切なくて余韻がすごい。
でもね~、ストーリーが「もてない男の子」の妄想なんですよね~
女の子から見たら「んなあほな」的な感じで、こっぱずかしい・・・
私の新海さん評はそんなことろです。
まさか一位になるほどでは、と思っていたのですが。
いや、これがすごかったです。
今まで映画館で見た中で一番すごかったかもしれない。
風景の美しさ、光の使い方のうまさはそのままに。
ストーリーは普通の青春入れ替わりものかと思いきや・・・
後半ええっ!という驚愕の展開。
おいおいおい、こんなに話を広げてどう回収するんだ??
しかも叙述トリック??ほとんど反則です。
それでいて泣かせどころもある!!
音楽との親和性もいいですね。
ラストは、パラレルワールド・ラブストーリー。
ああそうか。ここから逆算したのね。
きっちり伏線を回収して、しかも余韻がやはりすごい・・・
エンドロールが終わった瞬間に思わず拍手をしました。
明るくなって回りを見たら、中高生がほとんど。
「え?どういうこと?全然わからんかった~」なんていう声をあちこちで聞きました。
う~ん、映画館で見てよかった。本当によかった。
私みたいな「おじさん」でも面白いものは面白い。
たま~にこんな「あたり」があるから、映画っていいですね.