最近、人前でお話をさせていただくことが続きました。
3月11日に神戸市の「水素クラスター勉強会」、3月15日に大阪府の「ビジネス展開セミナー」にてつたない話をさせていただきました。テーマはいずれも「高石工業の水素分野への挑戦」です。話した内容はほぼ一緒です(^^;
「水素ステーション用Oリングの研究開発」に中小企業が取り組んで、実用化にこぎつけた「成功事例」としていきさつや苦労話をしてほしい、というのが依頼の中身です。とはいえ毎回思うのは、「自分たち自身、全然『成功事例』と思っていないし、私なんかが人前で話していいものか・・・」。
聞いておられる皆さんのほうが仕事においても人生においても先輩で、こちらがいろいろお話を伺いたいくらいですので、人前で何かを話させていただくなど全くおこがましい限りで、たくさん時間をいただいて本当に心苦しく恐縮です。
話せば話すほど多くのラッキーやめぐりあわせや人の出会いに支えられていることを自分自身痛感し、これで聞いている皆さんの役に立つのだろうかと思います。それでも今回勉強会でもセミナーでも皆さまから望外にもおほめの言葉をいただき、誠にありがたく存じます。皆さんに「よかった」「面白かった」と喜んでもらえたのは本当にうれしいです。
また、交流会でも親しくお話をさせていただき、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。意外と以前から知り合いの方がいたりして、「同じ釜の飯を食った」ような方と再会するのは喜ばしくもあり、またこそばゆい感じもします。
私たちの研究開発はまだまだで、これからもより良いものを作っていかねばと思っております。また私自身も経営者として人間として研鑽し、徳を積んでいかねばならないと思っております。人前で少し話したからといって、偉くなったと勘違いしちゃいけません、いけません・・・
今回こうしてまたとない機会をいただけたのは、ひとえに神戸市、大阪府の皆様のお引き立てとご準備のおかげです。今後とも準備していただいた皆様、聞いていただいた皆様のために何かできることがありましたら何なりとお申し付けいただければと、心から思います。
本当にありがとうございました。