今、ヨーロッパ出張をしています。先週・今週の2週間です。
目的は4月のハノーバーメッセでコンタクトができた会社を訪問・開拓するのが第一で、それに学会出席や大学訪問などを絡めています。
先週はフランスで、今週からドイツにいます。
まずは関空からフランスに12時間かけて行きました。
その後TGV(フランスの新幹線)乗り換えて、パリ→リール(ベルギー国境近く)→リヨン(スイス国境近く)→ポワティエ(フランス中南部)→トゥール(フランス中南部)→パリとぐるっとフランスを一周する感じの行程です。
これが「観光旅行」ならフランスを堪能できていいのですが・・・「出張」というよりは「巡業」の方がイメージが近いかもしれません。訪問先のフランス人にこの行程を話すと、目をむかれました(^^;
その間にリヨンでテロが起きたり(私が通った次の日でした)、急に空港のチェックが厳しくなったり、なんだか物騒なこともありました。
今回の予定は基本的に日本で組みました。メールで訪問先とやり取りして、ネットで交通手段を手配して、という感じです。土地勘がないので、地図で場所を確認して交通手段を探すのも一苦労です。でも今はネットがあるので便利になりましたね。
航空券は日本で手配、ホテルもネットで手配。鉄道のTGVも日本で手配、ICEも日本で手配。ネットやスマホで手配できるのはとても便利です。
実際に乗るときも飛行機の搭乗券すらEチケットで、今はスマホを搭乗口でかざすだけです。ICE(ドイツの新幹線)もスマホのアプリで予約して、バーコードをスマホで見せるだけ。
とはいえ実際に来てみると、時差(-7時間)がなかなか解消されなかったり、寝不足に悩まされたり、硬水が合わなくて下痢をしたり・・・やはりネットではわからない感覚もたくさんありました。
もちろん訪問先でも顔を合わせてみないと分からないことがたくさんありました。話をしてのダイレクトな反応がとても貴重です。メールでも用件は済ませられるけれど、やはり行って会わないといけないのは国の内外を問わないですね。
何よりこうして二週間も会社を空けられるのもスタッフの皆のおかげ。ありがとうございます。