毎年恒例の「合宿」の続きです。
今年のテーマは「ディスカバリー(発見)」です。
昼のメニューが終わり、宿舎に移動しました。
工場から車で約30分、「大阪とは思えない田舎ですね~」と鳥取工場長がびっくりするほどの山の中です。
夕飯をみんなでいただきます。
めちゃくちゃ豪華で、みな腹いっぱいになりました。
そしてここからが夜のメニューです。講師役は社長の私が努めます。
夜の研修は「バケットリスト」作りです。
「バケットリスト」と言うのは「死ぬまでにやりたいことリスト」なのですが、「これができたら死んでもいい、ということ」を見つけるのがこの時間の目的です。
あらかじめ考えてきてもらった「やりたいことリスト」を「実現に時間がかかる・かからない」と「自分のためにすること・人のためになること」の二つの軸に沿って分類してもらいます。その上で足りないことを考えてもらったり、同じような項目を関連付けてもらったりしながら、最終的に10個のリストにまとめてもらいました。
最終的な「バケットリスト10」は、「~したい」ではなく「~した」と言う形で書いてもらいました。たまたま私の気分でそう書いてもらったのですが、そうした方が皆さん実感がこもるみたいですね。
最後にお互いの「バケットリスト10」を見て回る時間を取りました。お互いに見て回ると意外な目標があったり、この人と同じだなんてことがあったり、意外な発見があったようです。
「死ぬまでにやりたいこと」なんて考えたこともない、と言う人が大半でしたが、意外と皆さんうまくバケットリストを作ってくれていました。チームでわいわい言いながら、でも真剣に皆さん考えてくれました。ちょっと私がヒントを言うと、結構具体的な夢が出てくるものですね。「すべてのメニューで一番盛り上がっていましたよ」と運営の人が後で言ってくれたくらいです。
私も研修の講師役としてとても充実した90分でした。途中からは私が何も言わなくても、参加者が自主的にワークをこなしてくれていました。皆さんの飲み込みの早さと積極性を見ることができたのが、この時間の私の一番の発見でした。