ハノーバーメッセ4日目にわずかながら、一つ変化がありました。
それは、入ってくる情報に厚みが出てきたことです。前半の3日間でいろいろ動き回ったのが良かったようです。
例えば、「ハノーバーメッセほど大きなものではないけれど、欧州で開かれている水素向け機器の展示会がないかなあ」と思っていると、いくつもの展示会情報が入ってきました。また、「水素ステーションの各ユニットを作っているメーカーにはどんなところがあるんだろう?」と思っていると、当地のデバイスメーカーの情報が聞けたり。「今後欧州で研究開発の話を進めた時に、わざわざ支社を作って駐在員を派遣するなんてこと、とてもできないしなあ」と思うと、ちょうどドンピシャの話が聞けたり。なんかすべての話がつながって、網目のようになってきています。
「あなたはみんなのことを知らないけれど、みんなはあなたのことを知っている」状態になっているようで、私があちこちで話していたことが回り回って、向こうから情報が飛び込んできています。WEBでは決して実感できないような生きた情報で、小躍りしたい気分になります。
合気道着を着てあちこち歩き回って、顔を売っているといいことがあるものですね。
おかげで、日本に帰ってからの作戦が変わりそうです。それを考えるのもまた一つの楽しみです(^^)