ハノーバーメッセ2015の一日目が終わりました。
毎日朝9時から夜6時までなので、日本の展示会よりも朝一時間・夕一時間長いです。
そのため普通なら時間の経過がとても長く感じます。
でも今日はその長さを感じませんでした。
何故かというと、「旧友」たちに会っていたからです。
「旧友」とは、昨年のハノーバーメッセ2014で知り合いになった人たちです。
その時は「目立ったもの勝ち」とばかりに合気道着を着て、同じホールのあちらこちらを回ってブースブースで話しかけていたら、とても親切にしてくれた人たちがいました。 その人たちとの再会です。
ハノーバーメッセ2014で名刺を交換した人たちとはそのあとに写真を送ってあげたり、何度かメールの交換をしていました。もちろんビジネスそのものではないのですが、とても喜んでくれていました。とはいえ半年くらいでお互いメールの行き来もなくなっていたのですが。
年が明けてハノーバーメッセ2015にも出ますとメールを打ったら、会うことを楽しみにしてくれたり、夕食に行こうよと言ってくれたり、自分は今年は出展しないけど見に行くよと言ってくれたり。でも正直「本当かな」なんて思っていました。
それで今日は朝から燃料電池パビリオンを回っていたのですが、そうしたらあちこちで「やあ、よく来たね!」なんて声をかけてくれたのです。決して社交辞令ではなく、また会えたことを本当に喜んでくれていました。
この親切さは何でしょう、ちょっと信じられないくらいです。「アウェイ」だったはずの異国の地が急に「ホーム」になった感覚です。ムスッとしている感じのいかつい人たちが、顔をクシャクシャにして迎えてくれるさまは、逆に日本にいると味わえないものかもしれません。
それで話し込んでいたら、誰々は今日来ていないけど水曜日に来るよとか、この人は日本が大好きなんだといって新しいスタッフを紹介してくれたり。
話し込んでいたので写真を撮り忘れてしまったのが残念です。
「本当に大切なものは目には見えない」と思って、ご容赦ください。
この写真の右の人は、昨年向かいのブースにいた人です。
今年は出展していないのでビジターとしての訪問ですが、「覚えてる?」とひょっこりやってきてくれました。
覚えていますよ、もちろん(^^)