先日、金型倉庫の金型を整理しました。
私たちの会社は金型を大事に取り扱っています。
金型の更新は数年~10年程度で行うことが多いのですが、今でも30年以上前の金型が現役で使われていることがあります。
私たちは普段から保管・管理に気を付けており、使わなくなった金型も丁寧に金型倉庫に保管しています。
しかし近年使っていない金型が逆に場所を占めてしまい、金型倉庫スペースが肥大する原因になっています。
また必要な金型が時々見つからず、探す手間になっているのも事実です。
そこで思い切って、不要な金型を整理することにしました。
まず不要な金型をピックアップします。
これまで時間のある時にすこしずつ調べて出してきたものです。
古い金型も多いので、金型の台帳を見ながらベテランの記憶も掘り起こしてもらって、不要であることを確認します。
そして金型台帳から一点一点削除していきます。
今回が3回目になりますが、毎回結構な数の金型が廃棄の対象になります。
「いつか使うかもしれない」と思ってとっておいたものや、いつの間にか廃番になっていたもの、それから今の成形機には合わないものなど、理由は様々です。
やはり時代は移り変わっていくもの、整理の要諦は「捨てる」ということなのだ、と再認識しました。