お盆も明け、夏も過ぎゆこうとしています。
この夏のあいだもわが社ではいろいろありました。
まずこの季節ならではのイベントと言えば、
「キッズ工場体験」
「納涼祭」
「ピンポン大会」
などなど・・・
もちろん普段からの地道な
「5S活動」
「小集団活動」
等の改善活動も行っています。
それから自然発生的な
「マラソン部」
「園芸部」
「将棋部」
「卓球部」
等の「部活動」も盛んです。
それに加えて私たちの会社をもっとよりよくするために、新たな活動を始めたいと思います。
その名も「女性のちからプロジェクト」!
・・・もう少し良いネーミングはないものかと思いますが。
わが社で働く若手の女性を中心に、彼女たちならではの視点で、制度と風土と環境を変える提言と取り組みをして欲しいと思っています。
そこで、先週金曜日に「女性のちからプロジェクトチーム」の初会合を開きました。
メンバーは春に天彦産業に行った3人、去年西精工に行った1人、それから大阪工場から手を挙げてくれた3人、鳥取と山崎から1人ずつ、それから取りまとめで総務から1人(これは男性)、それと私の11名となりました。積極的に手を挙げてくれた人たちにはありがたく思います。
会合ではまず今回の女性PJの趣旨と発足することになった経緯を説明しました。社内で女性が約半分になったこと、しかし役職者には女性がほとんどいないこと、制度が古かったり制度があっても使われていなかったりすること、制度よりも風土が先で何でも言いやすい雰囲気を作りたいこと、これからの世の中は従来の男性だけの価値観だけで伸びていけないこと、などを説明しました。
男性の目線だけではなく皆さんならではのアイデアで有給や産休・育休をはじめとする制度や制度が使いやすくて何でも言いやすい風土、普段の皆さんの職場環境で困っていることを変えてほしいと言いました。
従来の改善活動とはちょっと違った視点で、例えば「有給をもっと取りやすくしたい!」とか「上司と話しやすくしたい!」とか「トイレをきれいにしてほしい!」とか、私では到底思いつかない意見を出してもらって、それを実行することで会社の中をさらに風通しの良いものにしようという取り組みです。
最初はみんな硬い感じですが、数人が中心になって発言をし始めてくれました。マイナスの考え方の人はおらず、皆さん趣旨をわかってくれて徐々に意見が出るようになりました。
女性と男性・上司との感性が違うことがわかる意見も出ました。いい意味で「男の人(あるいは上司)は気にしないけれど、そこが気になるんです!」的な意見です。そういう話を聞いて、従来と違い出てきたアイデアはすべて否定せずに実行することにしました。ただ、すぐできるもの・できないもの、お金のかかるもの・かからないものに分けて優先順位をつけましょうとも言いました。
時間は30分のつもりでしたが全然足りず、昼休みになったので切り上げました。短時間でいろいろ意見が出たことに大変感謝するとともに、これからの展開に大変ワクワクします。
あまり堅苦しくなく、ワイワイ楽しく活動ができればと思います。このプロジェクトの成果の先にはご褒美としてなんと・・・いやいやまだこれ以上は内緒、です。
このチームから確実に会社を変える「いいこと」が起きる予感がする、大変にいいキックオフになったと思います。