去る1月31日、九州大学伊都キャンパスにて、「水素先端世界フォーラム2014」が開かれました。
来るべき水素社会に備えて、日本をはじめとする各国の取り組みやこれまでの研究成果の発表を行う場所です。今年は第7回目を迎えます。
九州大学では「水素ウィーク」と銘打って、とても力を入れて開催されています。
午前は概論で、日本の取り組みやアメリカ・ドイツなどの各国の水素機器の普及状況などが発表されました。日本でも2015年に燃料電池車がいよいよ発売されるとあって、間近に迫った水素社会の動向が熱く発表されていました。
会場の外には燃料電池車が展示されていました。
試作車ですが実際に走るもので、水素を充電すると500キロは走るそうです。
ガソリン車よりも燃費がいい計算になるのだとか。
むしろ課題は水素を充てんする「水素ステーション」の設置など、インフラの整備なのだそうです。
こちらは午後のセッションの会場です(休憩時間中に撮ったので、人はまばらです)。
会場ごとにいくつかのテーマに分かれているのですが、こちらはポリマーをテーマとした分野の発表です。
タイや韓国からもゲストスピーカーを招いて、興味深い発表が行われました。
まあ、私はちんぷんかんぷんでしたが・・・
全編英語で行われるので、リスニングの勉強にもなってよかったです。