最近暑い日々が続いて、夏バテをしております。
そんな中、大雨が降って少し涼しくなったので、合気道に行ってきました。
始めたのが結構古くて、18歳のころからやっています。仕事やらなんやらで休んでいる期間も長いのですが、20年以上経った今も細々と続けています。だからちっとも上達しないのですが、飽き性の私にしては驚異的に長いお付き合いです。
合気道というのは争わずに相手の気と自分の気を合わせることと、自分の力を抜くということが大切なのですが、それが自分の性に合っているのかもしれません。
たまたま会社で話をしていたら、うちの営業のFさんが興味を持ったので、さっそく連れていってきました。
簡単に受け身の練習をして、それから基本の技をいくつか試してもらいました。
指導の先生に一つ一つ技の解説をしてもらい、それを私がFさん向けに解説しながら、約一時間のお稽古を汗だくになりながら行いました。
本当に初めてのお稽古であり武道経験のない人なので大丈夫かなと思っていたのですが、Fさんは素直に取り組んでくれました。何とはなしに合気道は力を競うではない、争うものではないということがわかってもらえたのではないかと思います。
Fさん本人も「気を合わせる」「力いっぱい握っているのに倒される」という初めての体験に「不思議ですね~、不思議ですね~。」という言葉を連発していました。
開祖の言葉にありますが、「稽古は愉快に、でも真面目に」という気持ちで、私自身これからも無理せず、体と心を修養することができるといいと思います。