私たちが発行しているメルマガが、今号で100号を迎えました。
2009年1月25日に第一号を出してから足掛け4年2か月です。2週に一度、ここまでよく続いたものだと思います。私も毎回コラムを書いています。駄文ですが、よくネタ切れせず100回も書いたものだと思います。改めて過去の記事を読み返しましたが、テイストはあまり変わってないなあ、なんて思います。
このメルマガは売らんがためのもののではなく、ゴムの情報出しを通して、会社の雰囲気、考え方、姿勢を知ってもらうということに主眼を置いています。私たちの思いが伝わればいいなと思いながら編集のS君は毎回記事をまとめてくれています。
100号も続けていると不思議なことに「メルマガ見ていますよ」「毎号楽しみにしています」「コラム面白いですね」なんて言う声もいただくようになりました。続けることはつくづく大切だと思います。
ではこの4年の間に会社の中はどう変わったか。昔の写真をひっぱり出してきて、定点観測しました。
本社・工場とも外観はほとんど変わりません。しかし会社の中は大きく変わりました。
工場内部の動線・レイアウトが変わり、ムダをなくして効率が大きく向上しました。そして何より会社の中の雰囲気が大きく変わりました。社内の雰囲気が明るくなり、活動が活発になりました。モノクロのテレビがカラーテレビになった、くらいの大きな変わりようです。
会社の中での交流や合宿、各種の活動を通じて、スタッフの中に「私たちの会社」という気持ちが大きくなりました。毎日の仕事の中での小さな変化にはなかなか気がつきませんが、時間を切り取って比べるとよく分かります。
いつもお客様目線を忘れず、親切にスピードとレスポンスを持って行動するということも根付きました。特急の試作に対応するために「試作レーン」などというものもできました。
工場を見学に来られるお客様の数も大きく増えました。今では毎週どなたかが工場見学に来られています。現場で働く人にも刺激になります。それまでは工場見学を断っていたのが、ウソのようです。
先日も久しぶりに来られた取引銀行の元支店長さんが言っておられました。
「会社に入った瞬間の雰囲気が、以前より明るくなって活気がある」と。4年間の変化がこの一言に集約されています。
結果は必ずあとからついてくる。石の上にも三年ということばを実感します。
これからも「いい人が集まるいい会社」にしたい。次の100号に向けて、また新たに一歩を踏み出したいと思います。