大阪工場機械移動顛末記の続きです。
こうして、撤去に一日、移動据付に二日かかったレイアウトの一大変更は完了しました。(あとペンキ塗りに3日半かかっていますね。)
金曜日まで昼間成形作業して、月曜にはもう機械で成形できるようになっています。
これも電気屋さん、機械業者さんが平日から工場に入って準備をしてくれたおかげです。「段取り八分(準備で80%が決まる)」といいますが、実行する前の準備とシミュレーションは大事ですね。
レイアウトを変更してのメリットですが、これはすぐに出ました。現場の人に聞くと一番良かったのは、「作業中に班長にちょっと聞きたいことがあるときにすぐに呼べること」だそうです。今まで一階と二階に分かれていたので、ちょっと呼びたい時に違う階に行っていていない、ということがあって、聞きたいのに聞けないということが多かったようです。
また、二か所に分かれていた人数がひとつに集まったので、まとまりができたというか、一体感ができたというか。人が集まると明るくなるんだなという感じもしました。
ひとつの階に成形のスタッフが全員集まってずらっと並んで一緒に作業をする・・・それがこんなに統一感をもたらすとは・・・
ふと顔を上げるとほかの人も作業しているので、それを見て安心感があるというのは、大きな収穫です。
工場の照明も大幅に増やしたので、また床を緑色に塗ったので、非常に明るくなりました。