大阪工場の一階にある機械を移動しました。
前々から「動いていない機械があるし、これを片付けてレイアウトを変更して、そうしたら動線もよくなって・・・」なんて思っていました。でも機械が動かせるなんて思っていなかったし、何より私の頭の中で考えていただけでした。
ここにあるのはわが社で一番の長老が「入った時からここにあった」ほどの古い機械ばかり。「動かす」という概念がなかったので、みんな「こんなものだ」とあきらめていた節があります。何より私がそうでした。
一念発起して、使っていない機械を移動させます。
「片づけの魔法」みたいに「ときめくもの」を残した・・・という訳ではありません。
使うものは残し、使わないものは撤去する。これは5Sの基本「整理」に当たります。冷静な目で見れば当たり前のことでした。要・不要を区別して、いるものは移動して、いらないものは撤去して・・・
見事に何もなくなりました。スペースがみごとに空きました。
やればできるもんですね。
ちなみに撤去は業者さんに頼みました。私は立会いで見ていただけで、せいぜい掃除をしていたくらいです。
撤去の様子を見ていると、さすがプロ!です。「押してもだめなら引いてみろ」を地で行っています。道具と知恵とはつかいようですね。