東京ビッグサイトの「量産試作加工技術展」が終わりました。
私が展示ブースに立った二日間はとても有意義なものでした。最終日の金曜日もたくさんのお客様でにぎわいました。
いつもなら決して出会えないような方々に会え、聞いたこともないようなお話をいただけるのが醍醐味。話をしてみると、えっそんな話があるんですか、なんてことが多く、その場その場でもてる知識を総動員して、どうしたらお役に立てるんだろうと会話のキャッチボールをするのが毎回刺激的です。
また、今回で数えて4年目の出展になります。石の上にも3年とはよく言ったもので、今年も出ていますねとか、今年はゴムの会社さんが少ないですね、なんて言ってもらえました。このような展示会にはずっと見に行く側で、出展する側になるなんて考えられなかったものです。それがもう4回目なんですね・・・ お客様に対しての対応も飾らず大きく見せず無理を言わず、自然体に近かったのではないかと思います。
中でも印象的だったのは、5年ほど前によくお世話になっていた方がお二人、わざわざ訪ねてくださったことです。お会いするのは久々なのですが、お二人とも表情がキラキラしていて、まるであれから時間がたっていないかのようでした。
あの時はこうでしたねぇ、あの時に話していた話が今こうなっているのですか、そうそう、いい話があってですね・・・まるで展示会そっちのけ(^^; 昔話と今の話がつながって、とても楽しい話で盛り上がりました。
残念なことがあるとすれば、自分たちのブースでのお客様対応で精いっぱいで、ほかの会場、ほかのブースをほとんど見に行けなかったことです。いつもならもっとゆっくり見て回る時間があったのになぁ・・・なんでだろう?
そうそう、展示会の回数を重ねたなあと一番思った瞬間は、展示会が終わって片づけをする時のスタッフの手早さを見たときです。展示物やパネルを壊れないように段ボール箱に詰めて、ガムテープで止めて・・・整理整頓が得意な人がそろっていたのか、慣れて段取りがつかめてきたのか、みんな早い早い。。。おかげで私は早めに大阪に帰ってくることができました(^^