名古屋のISOWAさんという会社にお邪魔しました。
ISOWAさんは段ボール製造機械を作っておられます。
世界的に有名で、段ボール製造機では世界トップ3に入るそうです。
しかし有名なのはそれだけではないのです。
それは「世界一社風のいい会社」を目指しておられるところです。
現在の社長をはじめとして約10年、社風改革に取り組んでこられたそうです。
生き生きした職場とはどのような職場か、今回大変楽しみにして伺いました
まさに百聞は一見に如かずでした。
体育館がいくつも入るくらいの工場を拝見し、まず段ボール製造機の大きさに圧倒されました。
床は緑に塗られラインが魅かれていますが、これは作業員が自分たちで塗ったそうです。掲示物が目につきました。これも自主的に掲示し出したそうです。その他にも、自分たちのアイデアで作られた道具がたくさんありました。
また、途中途中で社員の方が工程を説明してくれるのですが、それが1年目2年目の方々なのです。一生懸命説明してくれる姿は、教育体制がしっかりしているからなのでしょう。
事務所も拝見しました。私たちが入っていくと、たちあがって挨拶をしてくださいました。こちらも色々なものが使いやすく整理整頓されていました。何より働いておられる方々の笑顔と目の輝きが印象的でした。
その後応接スペースで質疑応答をじっくりさせていただきました。社長の熱い思いと信念、そしてぶれない行動。社員が自発的に動こうとするのをサポートする体制。「自主的に始めるには時間がかかるけれど、いったん始めたら崩れない」という言葉が印象的でした。
百聞は一見にしかず、一見は一行にしかず、で今回いただいたヒントを自分の中で消化し、自社に展開していこうと思います。
写真は休憩室です。過ごしやすい、いい空間でした。