TVのCMで今ときどき流れている曲があります。
東日本の復興を願うCMで、サッカー日本代表が出てくるやつです。
最後に「僕たちは一人じゃない」というメッセージが出てきます。
このCMのBGMでさりげなく流れているのが、”You’ll never walk alone”という曲で、サッカー・プレミアリーグ、リヴァプールの応援歌です。
“You’ll Never Walk Alone.”
“When you walk through a storm
Hold your head up high
And don’t be afraid of the dark
At the end of the storm
There’s a golden sky
And the sweet silver song of a lark
Walk on, through the wind
Walk on, through the rain
Though your dreams be tossed and blown
Walk on, walk on, with hope in your heart
And you’ll never walk alone
You’ll never walk alone
Walk on, walk on, with hope in your heart
And you’ll never walk alone
You’ll never walk alone”
『君は決して独りじゃない』
「嵐のなかを進むときも 顔を高く上げよう
暗闇を恐れないで
嵐のあとには晴れ渡る青空が広がっている
そして小鳥の優しい歌声が待っている
風に吹かれても 雨にうたれても 歩いていこう
たとえ夢破れたとしても
希望を胸に抱いて歩いていこう
君は独りぼっちじゃない
君は独りぼっちじゃないんだ」
もともとは「回転木馬」というミュージカルの劇中歌だったそうです。
確かに復興を願う応援歌にぴったりです。
多くの人の心を代弁しているように聞こえます。
以前、サッカーの試合で近くに座っていた人が
「リバプールのスタジアムで試合前にサポーターが歌っているのを聞くと、涙が出そうになる」
と言っていたのを思い出します。
この曲だったのですね。
時々忘れそうになるけれども、確かに人は決して一人で生きているわけではない。
いつかスタジアム(別にリバプールじゃなくていいです)で、多くの人と思いっきり大声で歌いたいなあ、と思っています。