先週末、「大阪ウォーク2010」に行ってきました。
会社から5人参加しました。
参加したのは大阪城公園を出発し、関目~鶴見緑地~城北公園~毛馬閘門~天満を回る23キロコースです。
あいにくの雨でしたが会社の人も一緒ですし、スタートしたからには途中でやめるわけにもいきません。
午前9時にスタートし、いろいろしゃべりながら一歩一歩両方の足を互い違いに動かして、自分のペースに合わせて歩きました。
5人の集団は自然と2人と3人にわかれ、歩みの遅い私たち二人はおいていかれました。
それでも、普段通れない鉄橋を渡り「スタンド・バイ・ミー」の気分を味わったり、淀川べりの土手では風に吹かれて開放感を味わったり。大阪に住んでいても知らない土地ばかりだと再認識しました。
この辺にお客さんの会社があるなあとか、いつも営業さんはこの辺を通っているなあ、このレストランでお昼を食べているのかなあ、などととりとめもなく思いながらゆっくりゆっくり歩きます。
コースも後半、桜ノ宮、天満を通って大阪城が見えてからが、本当の勝負。疲労がたまりなかなか大変でした。ちょっとした坂や歩道橋が急坂のように見えます。
足を棒にしながら午後3時にようやくゴールしました。トータルで6時間、よく歩いたなあと自分でも思います。
普段一日に10キロも歩くことはないですから、23キロと言うと途方もない距離のように見えます。
けれども歩けました。大事なことは「歩ける」と思うことです。
禅問答みたいですが「歩ける」と思うから「歩ける」。
よくわからないけれど、そういうことみたいです。
それに仲間がいるってすばらしいです。「大変なときの友は本当の友だ」というような格言がありますが、そんな感じでした。一緒に歩いた連帯感が増したように感じました。
晴れてる時の倍は疲れたけれど、雨もまたよし。気づきのある「大阪ウォーク」でした。