先週、営業部長が定年を迎えました。
勤続38年といいますから、まだ私はこの世に生まれていません(!)
図書館みたいな知識と知恵を持っている人がまたいなくなるのは
実に寂しいものです。
この方は会社のためにずっと尽くしてきてくださいました。
あっという間の38年間だという本人談でしたが、休むことなく
毎日出勤し、まじめにコツコツ働いてこられました。
休日も、次の日の仕事のことを考えて遠出もせず、外へ食事に行
くことも旅行をすることもなかったそうです。ずっと家と会社の
往復でした。
「からだが丈夫なのが取り柄やったなぁ、親に感謝せなあかん」
としみじみ言っていました。
送別会には大阪工場のほとんどの人間が参加しました。
この10年ほどの間に会社の平均年齢はぐっと若くなりました。
この会社の若い連中はみんなあなたの子供みたいなものです。
これから奥さんと温泉巡りでもして、おいしいものを食べて、
ゆっくりと第二の人生を送ってください。
追伸 「3か月もしたら暇でしょうがなくなるで」と別の長老が
言っていました。その時はいつでも会社に来て、手伝ってくださいね(^^