長野県の伊那食品工業株式会社さんにお邪魔し、お話を伺いました。
今回、秘書広報室長さんにお会いすることができました。
開口一番、「経営とは知らしめることです」とおっしゃられました。
以下お話のなかで心に残った点です。
「遠きをはかるものは富み、近きをはかるものは貧す」
時代に対応する経営戦略を立てる。今の現場の仕事をしっかりして、余裕のあるうちに次の種まきをする。伊那食品もそうして和菓子の材料の寒天から様々な機能性食品に軸足を移して来た。
経営とは社長の思いを社員に伝えること。それも何回も夢を語ること。
そして人の力を合わせること。
そのためには社長が率先垂範して行動し、皆に「背中」を見せること。言葉だけでは社員はついてこない。
一日のうち一番いい時間を仕事に使っているのだから、過ごす場所である職場を快適にするように気づかせること。会社が発展したら自分に返ってくると、きちんと社員に説明すること。「気づかせる」ことが社長の仕事。今が厳しい時代だからこそ、当たり前のことを徹底する。社会に迷惑をかけない立派な社員が力を合わせて「いい会社」ができる。
「社長の思いが正しければ成功します」という言葉に大変勇気を頂くと同時に、自分はまだまだ熱く語れていないな、徹底できていないなと反省し思いを新たにする一日でした。