長野県の伊那食品工業株式会社さんにお邪魔し、お話を伺いました。
伊那食品さんは「年輪経営(ブームを追わず、毎年少しずつ成長する経営)」で知られ、また「会社は社員のためにある」と公言しておられます。
また、その経営姿勢は高く評価され、「日本で一番大切にしたい会社」という本の中でも5社の中の一社として取り上げられています(私もこの本の中で伊那食品さんを知りました)。
名古屋からバスに揺られ3時間、伊那市につきました。雪に埋もれているかと思えば、今週は晴天でほとんど雪はありません。
本社は「リゾート地か?」と見まがうくらいのきれいな敷地(社員の皆さんが朝掃除をされているそうです)で、一般の人向けの食堂や展示ホール、お土産ショップまであります(もちろん工場もありますよ)。実際観光ルートにも組み込まれ、観光シーズンになると多くの人でにぎわうそうです。
20年ほどかけて整備したそうで、湧水をくめるところもあるし、もともとあった木々を切らないように大切にして土地づくりをしたそうです。
ときどき通りかかる社員さんも「こんにちは!」と挨拶をしてくださるので、とても気持ちよくなります。
その敷地の中に記念碑が立っていました。
「いい会社を作りましょう」なんとシンプルで力強い言葉でしょう!
この言葉の中には色々深い意味が込められていると伺いました(^^