展示会の会場で、偶然知り合いの社長にお会いしました。
尼崎のセミナーで旗振り役をしていた人です。業種は違うけど、ものづくりの先輩として大切にしていきたいご縁です。向こうの方が年齢も社長歴も上なのに、対等にしゃべってくれ、感謝感謝でした。
一緒に昼ごはんを食べながら、面白い話を聞きました。
それは幼稚園児のアメフトの話です。
「体の大きい子・早生まれの子がいるチームがいれば強いチームだが、ある程度まで行くと体が大きくなくても必ず組織の強いチームが勝つ。陣形がしっかりしているとか、ボールをとられたら誰がフォローに行くとかがきちんと決まっているチームは強い。幼い子供たち同士だから余計にそれは見ていてわかる。子供たちにただやり方を押し付けるのではなく、キチンと納得させて動かしているチームが強い。そうして柔道や剣道のように「型」ができていると、実際のゲーム中に自然に応用がきくのではないか。」
これって会社の組織や経営にも役立つ話だと思いました。組織が強いということは基本がしっかりしており、決まり事がきちっと共有されていて、それが守られているということなんだなと思いました。
当たり前だと思うなかれ。大人になっても意外と当り前のことが守られていないのです。