本日、社内勉強会が始まりました。
第一回の講師として、社長の私が「高石工業の歴史」を講義しました。
わが社は来年創業62年になりますが、60年を過ぎているといっても正直ピンときません。私自身、まだ入社10年にもなりません。昔の話は折につけ、今まで先輩方からいろいろ聞いていますが、いざ原稿としてまとめようとすると「歴史の空白」が多く、構成するのに四苦八苦しました。
講義の題材となる資料づくりには、今までの聞き覚えに加え、古い資料を漁りつつ、最終的には先代やOBの方々に話を聞いてまとめていきました。昔のことを聞いていると「ええっ、そうだったんですか!」と目から鱗が落ちる話ばっかりでした。
2週間前に原稿を上げるように予定していたのですが、毎日うんうんうなりつつ、でも出来上らず。結局最終稿が出来上がったのは昨日のことでした。運営の皆さん、申し訳ありませんm(_ _)m
30年以上勤めて、昔を知る人々がたくさんいるので、実際の講義は皆さんにいろいろ聞きながら話を進めていきました。「オイルショックの時はどうだったのですか?」「○○の開発のとき苦労したことはありましたか?」などなど。昔の話でけっこう盛り上がり、双方向のコミュニケーションになったかな?
休憩をはさんで2時間、最後は時間が足りなくなり駆け足でしたが、なんとか語り終えることができました。会社の創業期はどのようなものだったのか、工場を建てた経緯はどうだったのか、過去の不況の時はどう乗り切ったのか・・・ 皆さん眠ることなく、メモをとりながら真剣に聞いてくれていました。
これから月2回、社内で計画的に勉強会を1年ほど続けます。ゴムのこと・お客さんのこと・仕事のことを毎回テーマを変え、講師を変えて講義をしていきます。社内でより会社のこと・仕事のことに興味を持ってもらい、仕事を好きになってもらうきっかけにしたいと思います。ひとりひとり学んだことが会社を変え、それがお客さんに届くようになってくれればいいなと思っています。
乞う、ご期待です!