朝、会社へ来る途中に、すれ違う人が「おはようございます!」と挨拶してくれました。
もちろん知らない人です。
それで昔読んだ話を思い出しました。
もうどこで呼んだ話かは忘れましたけれども。
「小学校初日の女の子。
学校に行くのが嬉しくて、すれ違う人みんなに挨拶をした。
しかし大人は誰も挨拶を返さない。
少女は学校に着くまでに挨拶をするのをやめてしまった。」
作者は「大人も挨拶を返さないと少女がかわいそうですね」という教訓でこの文章を書いたのだと思います。
私が最近思うのは、
「少女は相手が返さなくても自分がやれることをやると、明日は相手も挨拶してくれるよ」
ということです。
挨拶がいいこと(少なくとも自分の気持ちがそれで晴れる)なら
相手が返事を返してくれなくてもずっと続ければよい。
いいと思えることなら「恥ずかしい」「つまらない」ということも無いでしょう。
それに少女が挨拶を続ければ、徐々に大人も返してくれるようになるでしょう。
そうすれば少女にとって世の中は住みやすい場所になるのだと思います。