「いま世間一般が不景気だというのに当社だけが好況であろうはずはなく、
いわゆる世間並みに不況にあえぐ事になるのだろう。
多少ゆれるのは良いとして、沈没しないような工夫はしてみたいものだ。
それは軍艦のような強い船にすることであろう。
これをもっと具体的に言うならば、生産を向上、能率を高め、原料消費率を下げ、
不良品を作らず、無駄な費用を使わないで、船は帆任せ、風任せ式に無理を
しないで風を待ちましょう。
今年こそ昨年よりもう一歩前進して、丸木舟の浮力をつける努力をしたいと考えます」
これは最近私が言った言葉、ではなく、創業者(私のおじいさん)の言葉です。
1964年1月の「社内新聞」の記事です。
私が経営計画発表で言ったことと通ずるところがたくさんあります。
今も昔も言っていることは変わりませんね(^^;