いつも意見を参考にさせてもらう、信頼できる方が言ってました。
「今の大不況は・・・
37年前、1971年のニクソンショックが根本。
金本位制廃止⇒ドル基軸通貨
その結果インフレになったらアメリカは紙幣を刷る。
アメリカ通貨の信用の背景にはアメリカの軍事力。
国際競争力を保つには生産効率を良くすること。
国内はコスト高、だから海外で生産。
安いものは海外で作る (家電・おもちゃがいい例)。
製造業はアメリカで空洞化してしまって、そこで出てきたのが実需を伴わない経済活動。
たとえば車を売るのでも、資金は金融子会社が貸す。これぞマッチポンプの世界。
アメリカでは知恵=金融工学。
何倍にもレバレッジを効かせて運用。
デリバティブ・サブプライムがいい例。
ドルがだぶつく。そうしたら余ったドルを運用して実体経済を粉飾。
こんなのはインチキ経済。はじけた後は1970年代に戻る。
今までは全部バブル。
バブルがはじけて半分になったと思えばいい。
第2次大戦直後の焼け野原になるわけではない。
それに当時は何もなくても自由だった。
給料が半分になっても、生活を半分で生きられるようにすればいい。」
なかなか慧眼です。
含蓄のあるお言葉でした。
そういや、そうですよね。
こないだタクシーの運転手さんが言っていました
「第2次大戦が終わった頃なんて、な~んもなくてね。
先なんて全然見えなくてね。
でも活気にはあふれていてね。若い人ばっかりでね。
その頃に比べたら今の不景気なんて、なんてことないですよ」
そういうものかもしれません。