万に一つのムダもない。
はい、たしかに「親父の小言」に無駄なものはひとつもありません。
わが社では実の父親が元会長でして、要所でそれはそれは的確なご指示をいただきます。
そりゃまあちょっと前までは現役でしたから、あとあと私たち若いもんが困らないようにアドバイスしてくれます。まだまだ若いモンには負けんというところでしょうか。
私たちが先走るところを手綱を締めてくれたり、気付かないところのリスクを教えてくれたり。
映画「ゴッドファーザー」で言う、’コンシリオーリ’のような役目でしょうか。
60数年分の図書館のような経験と知恵があるんですね。
アイデアだって私たちよりよっぽど若いです。
私が「どうしたらうまくできるんだろ?」と思うことでも、「こんなんでけるでける、こうしたらえ~ねん」なんて、思いもしなかったアイデアを出してくれます。あれとこれをくっつけて、てな感じです。
世間のいろいろなことに常に興味を持っているので、発想がゴム屋の常識に縛られないというか、私たちが圧倒されてしまうくらい型破りです。この発想力と行動力で約30年間わが社を引っ張ってきたんです。見習って行きたいと思います。
ときどき「言いっ放し」で発言が自由すぎて困ってしまうこともありますけれど(^^;
ね!