12月6日(土)、長居スタジアムへ行きました。
「日本一腰の低いJリーガー」セレッソ大阪の森島寛晃の引退を見るためです。
2002年日韓ワールドカップ・チュニジア戦での見事なゴールを覚えておられる方も多いでしょう。
小柄な体でJリーグ100以上のゴールを決めた秘訣、謙虚な態度、諦めない心、自分に負けない気持ち。
たくさんのことを彼のプレーを通して学びました。
そのモリシもここ2年は原因不明の首の痛みに悩んで、とうとう引退となったのです。
今日は試合に勝ったけれど、残念ながら入れ替え戦に進めませんでした。
モリシはロスタイム最後の最後に登場しました。
わずかワンタッチの出場でした。もう少し見たかった、そんな思いでした。
その後のモリシ引退セレモニーは素晴らしかったです。
マイクであいさつ後、選手が一斉に駆け寄って胴上げ。肩車されてグラウンド一周。
「モリシのゴールが見たい」コールに応えて、シュート。 しかも外す(^^;
次代のエース・香川に背番号8のユニフォームを脱いで、「セレッソは任せたぞ」とばかりに渡す。
もう一度「モリシのゴールが見たい」コールに応えて、香川のアシストでシュート。最後の飛行機ポーズ。
モリシはみんなに愛される、日本一腰の低いJリーガー。実績だけでなく、選手にもスタッフにもサポーターにも相手にも愛される(相手チームのサポーターさえ讃える)、メディアにも愛される、本当にいい選手だと改めて認識しました。
一日一日の積み重ねが18年間の選手生活になり、こんなにも感動するいい引退セレモニーを作り上げたのだと思います。
モリシ、ありがとう。
これは、スタジアムの外で配られていた号外です。メディアも号外を出さずにはいられなかったんですね。