少し前で順序が逆ですが。
11月4日、東京ビッグサイトへJIMTOF2008 工作機械展に行ってきました。
あの広いビッグサイトをほぼ借り切る形で各社が展示していました。
広すぎてとても一日じゃ回りきれない。どんだけ金かけてるんだ?
一番目を引かれたのは時計の組み立て実演でした。
実際に組み立てておられたのは10年前の日本一の方だそうです。ものづくりの職人ここに極まれり。
きっちり一時間で組み立てておられました。
ひとつの時計で200点以上の部品があり、組立工程が180にものぼるそうです。
熟練の職人さんでも一日5個くらいしか組み立てられないとか。
100人くらいギャラリーがいるなか、ピタッピタッと部品が収まるさまはほれぼれしました。
組み立てに使うピンセットやドライバ工具はみんな毎日調整するんですって。
これくらいになると道具も自分で作りこむんですね。
http://www.seiko-watch.co.jp/gs/manufacture/index.html
「出来上がった製品の精度は道具の精度を上回らない」という言葉を思い出しました。