皆さま、
営業部のチャンです。
モン・サン・ミシェルをご存じでしょうか。
フランスの首都パリから約360km離れた海上に浮かぶ修道院で、
潮の満ち引きによって陸と海を行き来する、世界でも珍しい景観を持つ場所です。
高速バスのほか、SNCFの鉄道を利用すれば、
観光客でも比較的気軽に訪れることができます。今年の冬、私はこの地を旅しました。
冷たい風が吹く中、観光客の少ない島は静まり返り、
冬ならではの澄んだ空気が、修道院の荘厳さを一層際立たせていました。
モン・サン・ミシェルには、光にまつわる古い伝説があります。
正義と守護を象徴する大天使ミカエルが光の剣を携え、この地を選んだという物語です。
8世紀、司教オベールの夢にミカエルが何度も現れ、
「ここに祈りの場を築きなさい」と告げたことが、修道院の始まりと伝えられています。
その光の剣は、暗闇を切り裂き、人々を正しい道へ導く象徴とされてきました。
たとえキリスト教を詳しく知らなくても、
この伝説は私たちの心に静かに響きます。迷いの中にあっても、
人は希望の光を見つけ、前へ進むことができるモン・サン・ミシェルは今も、
海と空の狭間で、そのメッセージを変わらず語り続けているのです。









