こんにちは。ゴム伝道師兼ベトナム研究家の高石純二です。
今回はベトナムのお土産についてお伝えいたします。
○お土産を買う場所
ベトナムでは同じものでも買う場所によって値段がずいぶん違います。その辺を今回は紹介・解説させてもらいます。
まず、ホーチミンでは観光スポットしても有名な「ベンタイン市場」という市場があります。
大きな建物の中にたくさんの小さなお店が所狭しと並んでおり、アジアの市場感を出しています。
雰囲気を楽しむのはいいのですが、混雑しているうえ、ぼったくりや、スリなども多いと聞きます。
価格交渉を楽しみたい方は、値段は最初に言ってくる価格の25%くらいが本当の価格となりますので、値引きがダメ
と言われたら立ち去るくらいの強気な姿勢で臨めばよいでしょう。
ぼったくりに関しては、今年(2023年)の8月にベンタイン市場でのぼったくりの様子が日本人youtuberによって
公開されたのがきっかけで7日間の営業停止処分を受けました。10倍以上の値段で売りつけようとしたそうです。
そんな価格交渉が面倒だという方や、スリなどの不安が嫌だという方で、民芸品などの「ザ・お土産」を買うなら、「ドンコイ通り」に行きましょう。
通りにオシャレなお店が並んでおり、多少高い気はしますが、基本的に定価販売となっており、ぼったくられる心配はほぼありません。日本語が通じる店員さんもちらほら。ただし、コロナ禍でかなりのお店が閉店しており、以前のような活気は戻っていません。
また、お菓子やベトナムならではのレトルト食品を求める方は、スーパーに行きましょう。
十分お土産になるようなものが安く売られています。
どこのスーパーでも良いのですが、大きなショッピングセンターの地下などにはほぼ入っていますので、是非ご利用ください。クレジットカードも使えます。
個人的には「GO MARKET」というスーパーが最も安く、滞在中はかなりお世話になっています。
ただし、ベトナムのスーパーのレジはなぜか異様に時間がかかります。時間に制限がある方は要注意。
さらに、少しベトナムに慣れている方は地元の人が日常買うような服や装飾品を探すなら、場所や日程も不定期
ではありますが、「ウィークエンドマーケット」に行ってみてはいかがでしょうか。
これは、運動場やショッピングセンターなどで週末だけ開催されるフリーマーケットのようなもので、
ここには地元の若者がこぞって買い物に来ています。
観光客向けではないので日本語は通じないですが、観光客を狙う怪しげな人もおらず、地元の人が買い求める
安心価格ですし、ちょっとしたイベントが行われていたりします。
なにより、若者が多く、熱気あふれる雰囲気があり、何も買わなくても、ただ雰囲気を楽しむだけでも
行く価値はあるかと思います。
ちなみに、ベトナムの空港でお土産を買うのはオススメできません。ベンタイン市場も真っ青な価格です。
帰りの空港に向かうまでにお土産の購入は済ませておきましょう!!