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2022年2月17日

ベトナムの正月について。

こんにちは、高石工業ベトナム工場 フィです。

 

今回はベトナムの正月について紹介させていただきます。

 

 

 

 

ベトナム語の正月は『テト』と呼ばれています。

 

日本の正月の日とは異なり、ベトナムは旧暦の正月です。

 

今年は大みそかに当たるのが1月31日で、元日に当たるのが2月1日となりました。

 

 

 

 

テト休暇は皆さん故郷や旅行等で家族や親族と過ごすことがとても重要な期間ですが、

 

ホーチミンではコロナ感染拡大がまだ落ち着いてなくて、ホーチミンから南部・北部に移動制限があったので、

 

帰郷できない人も沢山居たそうです。帰郷できなくてホーチミンに残り、

 

アドバイスしたりしてとても寂しいテトになったのではないかと思います。

 

 

 

 

私は幸いなことに、南部のベンチェー出身地で、移動制限が少し緩くなり帰郷することが出来ました。

 

今年は約半年くらいホーチミンがロックダウンされて、

 

帰郷できない人はテトで帰郷できて帰り道が大渋滞になっていました。

 

 

 

 

私は2月28日ホーチミンからベンチェーまでバイクで移動しましたが、

 

通常は約2時15分かかりますが、今回は帰郷する人がとても多くて3時間以上もかかりました。

 

大渋滞で疲れたこともありますが、テトにはお家族と過ごすことができるからと思って、疲れもなくなりました。

 

 

 

 

ではテトの期間の、過ごし方を紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

 

❶感謝の気持ちや新年の願いを大切な人に『お歳暮』を贈ること。

 

 

 

 

 

 

❷子供たちに『お年玉』を配ること。

 

 

 

 

お年玉袋の種類は様々あります。

 

 

 

 

❸かまど神オンタオ(Ông Táo)の見送り

 

毎年旧暦12月23日はオンタオという神様がキッチンに居るとされています。

 

オンタオは人間の良い行い・悪い行いの1年間分全てメモして、天の神様に報告します。(笑)

 

 

 

 

 

 

❹お墓を掃除する

 

ベトナム旧暦12月23日~30日は、親族が集まり、亡くなった先祖のお墓を掃除したり塗装したりします。

 

掃除後はお線香や果物、お茶を供えます。

 

 

 

 

 

 

❺食べる物の用意

 

バインチュン(Bánhchưng)とは もち米と緑豆と豚肉の3つの食材を使ったベトナムの伝統的なお餅料理です。

 

一般的にはゾン(ウコン科)の葉やバナナやココナッツの葉で包み、10時間から12時間茹でたものです。

 

また、テト正月中に家族で食べられる料理ですが、ベトナムでは一年中食べられています。

 

 

 

 

 

 

❻飾り花を飾る

 

テトにはベトナム北部では桃の花(Hoa Dao)を、中部から南部にかけては黄色い梅の花(Hoa Mai)が売られ、

 

それを自宅に飾って華やかな雰囲気で正月を迎えるのが伝統です。

 

 

桃の花(Hoa Dao)

 

 

 

梅の花(Hoa Mai)

 

 

 

 

 

ベトナムのテトを簡単に紹介しました。

 

 

 

因みに、高石工業ベトナム工場は、1月28~2月6日にかけてテト休暇でした。

 

2月7日からベトナムの新年の仕事始めです。

 

 

 

 

本年もよろしくお願いします。

 

 

以上です。フィ

 

 

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