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2021年6月03日

Shohei Ohtani(大谷翔平)という存在

最初に言いますが、熱く語り始めると、かなり長くなります。

 

約4,500文字くらいありますので、読むことが苦手な方と野球に興味がない方は、ここで、とじていただければ幸いです。

 

 

MLB(Major League Baseball)は世界中の野球選手の中で、秀でた能力の選手が集まるリーグです。
化け物級の選手が、ゴロゴロ居ます。

 

 

 

上の図を見ていただければよくわかりますが、MLBは非常に狭き門です。
まず、メジャーリーグのチームですが、全部で30球団あります。

 

MLB通称メジャーリーグでは、ナショナルリーグとアメリカンリーグの2つにリーグが分れています。

 

 

最近では、NPB(日本野球機構)で活躍した選手が、メジャーリーグで新たに挑戦(プレイ)したいと考える選手が増え、過去20年で53名も日本野球界からメジャーリーグの様々なチームへ移籍しています。


移籍した53名の選手は、日本野球界でも名だたる選手が多いのですが、私の記憶で言えば、印象深い有名選手はというと、



・イチロー(鈴木一朗)さん MLB 2001年~2019年 
(・シアトルマリナーズ ・ニューヨークヤンキース ・マイアミマーリンズ) 


 
・松井秀喜さん MLB 2003年~2012年
 (・ニューヨークヤンキース ・ロサンゼルスエンゼルス 
  ・オークランドアスレチックス ・タンパベイレイズ)



・ダルビッシュ有さん MLB 2012年~ 現在も活躍中
(・テキサスレンジャーズ ・ロサンゼルスドジャース 
 ・シカゴカブス ・サンディエゴパドレス)



・田中将大さん MLB 2014年~2020年 現在楽天ゴールデンイーグルスに所属
(・ニューヨークヤンキース)



など、近年の日本野球を知っている人であれば、誰もが知っている有名人です。

 



そんなメジャーリーグに私が興味を持ったのは、イチローさんと松井秀喜さんがメジャーリーグデビューしたころの2001年頃です。



それまでも、日本野球は小学校時代から見ていたのですが、イチローさんや松井秀喜さんがメジャーリーグへ移籍したことで日本野球界にスーパースターがどんどんアメリカへ行き、私の心もメジャーリーグへと引き寄せられました(笑)

 


私が、高石工業に入社したのが2003年(当時23歳)
「あの頃は、若かったなぁ~・・・」。



松井秀喜さんは、2003年に読売ジャイアンツからニューヨークヤンキースに移籍し、クリーンナップを任されるなどおなじみのスラッガーで、ワールドシリーズで日本人初のMVPを受賞するなどの偉業を達成した、「ゴジラ」の愛称で親しまれた、有名な選手です。


イチローさんは、2004年に打率372.でMLBシーズン最多安打記録262本を記録するなど、日米通算安打数でギネス世界記録4257安打が認定された伝説の選手です。

私も、大好きな選手の活躍が見たくて、仕事が終わってから今日の結果はどうだったのかとソワソワする日々が続きました(笑)



時は経ち、私も入社約17年・・・
最近は、明るい話題がない中で一人の選手が注目を浴びています。

 

 

 

 


今メジャーリーグで最も注目されていると言っても過言ではない選手が、大谷翔平さんです。



・大谷翔平さん 26歳 岩手県出身 (右投げ投手 左打ち打者)


花巻東高校で、当時高校生ピッチャー最速となる160㎞/hを記録する。
NPB(日本ハムファイターズ)に所属し、投手と打者を両立する「二刀流」の選手として、NPB史上初となる2桁勝利、2桁ホームランを達成する。



など、才能に満ち溢れた大谷翔平さんは、もはや人間離れしたモンスターとしか言いようがなく、メジャーリーグのスカウトも高校当時から注目していました。
ただ、高校当時は投手として注目をされていました。



そんな大谷翔平さんですが、2017年のオフにポスティングシステムでMLBのロサンゼルスエンゼルスに移籍しました。
※ポスティングシステムについて知りたい方は、Wikipediaで見てください^^



全球団の歴史が知りたい方は、「メジャーリーグの30球団設立の歴史」をインターネットで調べてみてください。



大谷翔平さんが2018年から現在まで所属している野球リーグと球団ですが、アメリカンリーグ西地区・ロサンゼルス エンゼルスというチームに所属しています。
メジャーリーグでは、LAA(ロサンゼルス エンゼルス)と球団名を表示されます。
メジャーリーグ30球団の中でも比較的歴史は浅い球団に入ります。

 


ロサンゼルス エンゼルスには、メジャーリーグ好きな人ならだれもが知っている、現役最高選手と名高いマイク・トラウトさん(29歳)も所属しており、打者として模範になり、恵まれた環境であることは間違いありません。

 



そんな、ロサンゼルス エンゼルスに所属している大谷翔平さんですが、日本では「二刀流」、メジャーリーグでは「two-way player」と言われ、メジャーリーグの選手では、まず見かけることができないほど激レアな存在です。


大谷翔平さんは、2018年の開幕戦から現地のファンを魅了していきました。
オープン戦当初は、アメリカの様々な野球評論家から、



・彼は、高校生レベル
・当分は、マイナーリーグで過ごした方がいいだろう



といったような、大谷翔平さんの実力を疑う意見ばかりでしたが、開幕してから、投打においてあまりにも活躍をするので、謝罪する評論家まで出てきました。

※懐疑的な意見はどこでもありますからね(笑)



2018年のシーズンは、


打者として打率285 22本塁打 61打点
投手として4勝1敗 防御率3.10


アメリカンリーグで新人王に輝きました。

 



投手としては、シーズン中盤に右肘を靭帯損傷したため、途中から打者だけに専念しましたが、それでも22本塁打というのは、歴代約60名の日本人メジャーリーガーの中で、シーズン1年目の最多本塁打記録です。


あの、松井秀喜さんの一年目16本塁打を超えているのです(笑)この凄さがわかりますか?


この凄さがわかれば、おじさんになっている証拠ですよ^^

 



2018年のシーズンオフに、側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けたため、2019年は、投手を封印し、打者のみに専念しましたが、この年日本人メジャーリーガー初となるサイクルヒットも達成しました。


ですが、1年目以上の成績も残せず左膝蓋骨の負傷によりシーズン後半で手術を受けることになりました。

 



手術を受けて万全なはずだった2020年シーズンは皆さんがご存じの通り、新型コロナ肺炎が全世界で爆発的に流行し、メジャーリーグの試合も60試合ほどしか無く、大谷翔平さんも体が万全な状態ではなく我慢の年になりました。
(今までのシーズンで一番つまらないシーズンでした(笑))

 



さて、2021年のシーズンが開幕しましたが、2020年に体調を整え、懸念される健康状態の回復と自身を鍛えに鍛えたのか、フルで二刀流を開花させ、活躍しています。

 



実は、今シーズンすでに偉業を達成しています。(2021年5月8日時点)


開幕から、30試合で「30K(奪三振)&10本塁打」到達は1900年以降で初

「開幕からチーム50試合の時点で15本塁打、11二塁打、3三塁打」を達成し、しかもこれを200打席以下(195打席)で達成した選手は、メジャーリーグ史でも1人しかいません(大谷翔平さんだけです)。(2021年5月30日時点)




MLBスタッツの公式Twitterで、『1900年以降、シーズン(最初の30試合)で2800人以上の投手が30奪三振を記録し、300人の打者が10本塁打を記録しているが、「大谷翔平は、その二つを達成した初の選手」』と投稿して偉業を伝えました。

 



投手としては、1勝しかできていないのですが、ロサンゼルスエンゼルスというチームが弱く、先発で大谷翔平さんが投げた後に中継ぎ投手が打たれてしまい、勝利が消えてしまうことが多いので、勝ち星が付きにくいことも影響しています。


打者としても出場しているので、死球を受けたり、選手同士で交錯しケガをしかけたりと、冷や冷やする試合を繰り広げています。

 



ただ、今シーズン投手としての防御率は、7試合に登板して驚愕の2.72と2点台を維持しており(※2021年5月30日時点)、打者としても打率こそ3割に届いていませんが、ホームランをすでに15本打ち、メジャーリーグの名だたるバッターとホームラン王争いをしています。(笑)


ひょっとしたらオールスターのホームラン競争に出場かも?(観たい)


ということで、投手としても打者としても、メジャーリーグの他球団ファンすら大谷翔平さんに魅了されています。
投手、打者、野手として出場し、リアル3刀流にまでなることも・・・(笑)


大谷翔平さんの魅力は、単なる成績だけではなく、圧倒的な力でホームランやヒットを量産し、ほかのメジャーリーグのスラッガーにも引けを取らないほどの打撃ができること。
さらに、足も速いので盗塁もチーム内で一番できる選手。


投手としても最速101.9マイル(約164㎞/h)を投げ、変化球、「スプリットフィンガードファストボール」と呼ばれる球種で、奪三振率90%メジャーリーグで1位の球種を投げ、打者を手玉に取っています。



どんな時でも、笑顔でプレイをしていることや相手選手に敬意を払っている姿は、他球団の選手からも称賛をされ、他球団のファンからも羨ましがられ、「こんなすごい人今までいなかった」と言われるような存在になっています。


その愛らしい姿は、メジャーリーグ各球団のファンだけではなく、同じフィールドでプレイする選手であったり、まったく野球とは関係のない世界中のアスリートからも注目を浴び、今年のアメリカスポーツ界で話題になっています。
最近では、審判からも敬意を払われたり・・・凄いな(笑)、敵地で、スタンディングオベーションで迎えられたりなど。


ここまで来ると、今までの日本人選手というよりメジャーリーグの選手全員を含めても、大谷翔平さんのような注目されている選手は、他に居ないと思います。

 

 

 

 

 



最高の誉め言葉として、アメリカでは「現代のベーブ・ルース(野球の神様)」(※Babe Ruth さん(本名:George Herman Ruth, Jr.)現在生存されていれば126歳です)、「史上最高の能力を持った逸材」などと言われ、大谷翔平さんの出番になるとShohei の頭文字をとって「SHOWTIME」などと騒がれています。^^ 

 

 

比較対象が、野球の神様ですよ・・・。

 



大谷翔平さんが、休みの日はファンも物足らない感じが(笑)
休みのはずなのに、サプライズで代打として出てきた瞬間なんて、ファンは、スタンディングオベーションです(‘ω’)
それだけ大谷翔平をファンは観たい証拠ですね。

 



ベーブ・ルースさんがメジャーリーグで活躍していたころは、1921年頃なので、ちょうど100年後が現在の2021年になります。


100年ぶりの記録などと、日々のニュースでも騒がれており、私たちは歴史の証人になることが出来てとても幸せなことです。


ベーブ・ルースさんが引退してから100年間、野球の本場であるメジャーリーグで誰もが成し遂げられなかったことを、大谷翔平さんは成し遂げようとしています。

 



新しい記録もこれから誕生し、アメリカ野球の殿堂入りは間違いないでしょう。
メジャーリーグ挑戦は、今年で4年目。生きる伝説になってほしいと思っています。




大谷翔平さんの活躍が気になって、ソワソワしながら働いている、今では、大谷翔平さんになりたかったが、なれなかった「タケノコおじさん」でした。(笑)

 


今年は、MVPを取るかも・・・(*’▽’)

 

 



2019年にロサンゼルへ観戦しに行こうと思っていましたが、急遽友達が行けなくなり、キャンセルで行けずじまい・・・

 

そんな落ち込んでいた私を見て、社長が、出張でアメリカに行った際にユニフォームの上着を買ってくださいました(笑)

 

感激っす(‘ω’)

 

今も大切に、持っています。ありがとうございます!








いつか見に行きたいな、メジャーリーグの試合を!^^

 

 

 


毎日、見んといけんだろう、こんな歴史的瞬間なのに!(鳥取弁です)

 


長々と失礼しました(‘ω’)
これからは、大谷翔平様と呼ぼうかな^^


完全に、魅了されまくりおじさんからのブログでした!

 

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