こんにちは。ゴム伝道師兼ベトナム研究家の高石純二です。
今回はベトナムの首都ハノイについてお伝えいたします。
まず、ベトナムの首都は北部に位置するハノイです。人口は約800万人。最近急速に開発が進んでおり、巨大な建造物の建設中の姿をよく見ます。首都ということもあり、政治家の車(?)がパトカーやバイクに先導されて混雑する道をせき止めて通り過ぎるという光景をしばしば見ます。
ハノイのノイバイ空港から街の中心近くまでは10車線ほどある大きな道路がありますが、中心部の旧市街地に入ると道路は狭く、非常に入り組んでおり、なかなか方向感覚をつかむのが難しくなっています。また、一応四季らしきものがありますが、盆地のような地形になっており、年中ほぼどんよりとした曇り空で、太陽が見られることはほとんどありません。湿度が高く、壁にカビが生えるとか、クローゼットにかけていたスーツにカビが生えるとかいう話をよく聞きます。
暑い時期は南部のホーチミンよりも暑いのではないかというような猛烈な暑さになることがあります。夜中でも昼間と同等の暑さで、街を歩いていると熱風が吹き、倒れそうになるほどの気温(体感温度は45度以上でしょうか)が続きます。
また、その地形のため、換気が行われにくいせいか、大気汚染がひどく、時期によっては世界一大気汚染がひどくなることもあります。
街の様子は、旧市街地と呼ばれる地域は古い建物が並んでおり風情があります。夕方になると道の両脇の飲食店が車の通行をせき止めて、道路上にテーブルやイスを並べて路上で食事をするような場所もしばしば見かけます。
市内の観光スポットとしてはホアンキエム湖や大聖堂、タンロン遺跡、ホーチミン廟、西湖が歩ける距離(暑い時期は無理しないでください!!)にありますので一日で全部回れます。
観光スポットはホーチミンよりも充実していると個人的には思っています。
特にホアンキエム湖は夜に行くとライトアップされていて綺麗ですし、西湖は周りに喫茶店が多く、湖を見ながらのんびり過ごすのも良いかと思います。
コロナ禍が終われば是非一度ハノイへの観光を楽しんでみてください!