こんにちは、営業部の中村です。

高石工業には国内に3ヶ所（大阪・鳥取・山崎）の生産工場があるのですが、今回はそのうちの1つである山崎工場を紹介したいと思います。

山崎工場は兵庫県の宍粟市（しそうし）にある自社工場で、場所的には姫路市の少し上（日本海側）あたりにあります。

工場規模としては国内で最も小さいのですが、次世代の主力製品として研究・開発している水素用Oリングの生産拠点の1つです。

裏手にはドカーンと山があり、夜には野生のシカやイノシシなども出没する自然豊かな場所です。

ただ第二次世界大戦後に植えられたであろうスギの木がこれでもかと・・・。

私は1~2ヶ月に1度、山崎工場へ行くのですが、スギ花粉症じゃなくて本当に良かったと毎回安堵しています。

それでは山崎工場の内部を少しご紹介しましょう。

まずは成形建屋からです。

手前にある黄色と青の設備が水素用Oリングの成形機になります。

少し見にくいですが、奥にある自動成形機と比べるとかなり目立ちますね。

その下には専用の金型がズラリと並んでいます。

1枚目がゴムを分出しするロール機、2枚目が冷凍バレル室です。

写真は昼の休憩時に撮影したので無人感がありますが・・・ちゃんと毎日稼働しています。

そしてここが仕上検査室です。

ここでは製品とバリを分ける仕上げ（手仕上げ）や、製品の検査、包装などを行っています。

よーく見ると各席にタブレットが完備されています。

ここから検査対象に関する仕様書を閲覧でき、ちょっとした調べものをする際にも使える優れものです。

またペーパーレス化も出来るので、社内のエコ活動の一環にもなっています。

最後に私が山崎工場へ行くたびに気になっているのがこの池。

現在コイとフナが1匹づつ泳いでいますが、釣り好きとしてはヘラブナあたりを放流して、ミニ釣り堀に出来ないかと毎回妄想しています。(´-ω-`)

水深とステインな水質がピッタリなんですよね・・・。

以上、簡単ではありますが山崎工場の紹介でした。