山崎工場 製造部 藤田です。
私は高校を卒業後、京都の伝統工芸を学ぶことが出来る専門学校に入校しました。
その学生寮で隣の部屋になったことがきっかけで仲良くなった友人がいます。
かれこれ20年以上付き合いがあります。
彼は真面目に学校に通い、卒業後に弟子入りし今では独立して陶芸作家として暮らしています。
私が真面目に学校に通っていたかは皆様のご想像にお任せいたします。
その友人から素敵な贈り物が届きました。
写真のビアグラス、長角皿は何焼でしょう?
答えは「備前焼」です。
備前市伊部地区で盛んなことから「伊部焼」との別名もあるそうです。
登り窯で薪を使用して焼き上げたものです。
一つとして同じものがない模様、使い込むほど味が出るのが備前焼の良い所です。
備前焼の表面の微細な凹凸が、使い込むことで角が取れていき、使えば使うほど落ち着いた味わいが出てくるのだそうです。
備前焼は保温力が強く、熱しにくく冷めにくいのも特徴です。
派手さはないですが、丈夫で飽きがこないのも良いですね。
「備前焼」オススメです。