11月になり、寒くなってきました。
石原愼太郎です。
実は私、今話題のTikTokerでもあります。
もちろん隠れTikTokerなので詳細については内緒です(笑)
私が高校生の時、世間ではポケベル(ポケットベル)が流行していました。
それだけで年代がわかってしまいます・・・。
実は私は、ポケベルを持ったことが無く、
当時、すでにPHS「ピッチ」を所持していました。
う~ん、懐かしい形です(笑)
ほとんどの高校生は、ポケベルを持っていた記憶があります、
その中でも、一足先にピッチを所持するという、ダンディズムな学生だったのです。
そんな私ですが、ピッチを初めて使ったとき、どうしてもわからなかったことがあります。
田舎暮らしの私が、ピッチを持って街へ遊びに行った時のことです。
まだ、ほとんどの人がピッチを持ってなかったので、学生にも関わらず、ピッチで通話をしている姿を見せたら、かっこいんじゃないかぁ?とか思いながら、特に電話をかけるところもなかったのですが、試しに実家に電話をかけてみようと試してみました。
すると・・・おかけになった電話番号は・・・あれ?全くつながらない。
なんで?なんで?と20回ほど試した記憶があります。
結局つなげることもできず、モヤモヤして家に帰りました。
母に買ってもらったピッチでしたが、家に帰ってから「こんなもん使い物にならんぞ」(鳥取弁)※以下鳥取弁が続きます
と母に反抗期の私は言いました。
すると、母がこう言いました。
「あんたは~ちゃんと市外局番入れたんか?」「ん?市外局番って何?」
今まで家の電話しか使ったことがなかった私は、市外局番を抜いた〇〇-〇〇〇〇が当たり前だと思っていたのです。
実際はピッチに、〇〇〇○-○〇-〇〇○〇と入力しないとつながらないのは、今ではわかりますが、22年前の私には到底考えつかないことだったのでしょう(笑)
「でも、なんで?そんなにたくさん入力せんといけんだ?」と母に言うと「日本に何人住んどると思っとるだいな~、当たり前だがな~」と一言。
無知って怖いですね・・・今では、当たり前のことですが当時は、衝撃を受けました。
と同時に、これを周りの友達に聞いていたらきっと笑われただろうなと思います。
そんな、ダンディズムな私ですが、高校を卒業し関西のとある大学に行くことになりました。
大学へはスポーツ推薦で入学、そうですフェンシングです(笑)。
入学前に大学で所属する部活の合宿に参加することになり、同じ部活の先輩方と、和歌山県串本町へ合宿で向かう際の電車でのできごとです。
今の様に、IC Operating Cardなど無い時代なので当然切符ですよね。
切符を購入するまでは良かったのですが、「自動改札機」これが誤算でした・・・。
鳥取駅では、現在でも「有人改札」です。
当時、自動改札機初体験だった私は、切符を入れた瞬間に降りる駅まで切符が届けられると思っていたのです。
切符を入れて反対側から出てきた切符も取らずに進むと当然「キンコーン!」と前の扉が閉まり注目の的になります。
このとき、パニックになっていた私に、とある岐阜県の優しかった先輩が「これで一つまた、勉強になったねぇ~(笑)」とニコッと微笑んで私に言いました。
そんな、赤っ恥な体験がいくつもあるダンディズムな私なのですが、その頃から、「恥をかく前に聞いてしまった方がいい」と考えるようになりました。
それからは、前もってインターネットで調べ、流行に乗り遅れないようにまず、新しいことをとにかくやってみるということを続けてきた結果・・・・
40歳を直前に、流行に取り残されないように、隠れTikTokerになってしまった結末でした。
今では、人があまり知らないことや、ウンチクを語るのが好きなおじさんです(笑)