名宿　～その三～（三話完結）

2010年2月18日

製造部　　くれまつ

と、ここまで料理べた褒めですが、
良かったのはそれだけでなく、従業員のサービスも非常に良かったんですよね。
滞在中に宿の不手際（正確に言うと不手際では無いとは思う）があったんですが、
その対処方法がまた気持ち良かったんです。
そんなこんなで、本当に心地よく過ごしす事ができました。

で、滞在中に思ったんですよね。
“この宿って弊社の社長の目指しているものそのままやな～”って。

お値段や、ネットでの評判から想像していたよりも
はるか上のサービスを提供してお客様を感動させ、
クレームにも真摯に対応する事で、ピンチすらチャンスに変えてしまう。

従業員1人1人が教えられた事を
ただマニュアル通りにこなすのではなく、
“どうすればお客様に喜ばれるのか？”
を念頭に行動をしているのではないでしょうか？

１泊3万も4万もお金とって、いい設備を提供したり、
高級食材を買って美味しい料理を出すのは
さほどの努力は必要無いと思うんですよね。

でも、あの程度の料金であのレベルの料理を提供する為には、
相当の努力が必要でしょう。
これは今後弊社が取り組もうとしている
「コスト削減」に繋がる事ではないでしょうか？

たまにこう言った素晴らしいサービスを受けると
“いやいや、もっと仕事頑張らなあかんな”って実感します。
リフレッシュしに行ったつもりが、叱咤激励されたような、
そんなお正月休みをすごしておりました。

＜終わり＞

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