製造部　　中野

私は最近、主に100トン成形機を使って作業をしているのですが、
この100トン成形機や37トン成形機を使った作業で特に気を遣うのが、
「ゴムと金具の一体成形」です。

なぜかと言いますと、金型に金具を挿入する際、
きっちりと金具が挿入されていない状態(少しズレていたりなど…)のまま圧力をかけてしまうと、
不良品を作ってしまったり、酷い時は金型を壊してしまったりする恐れがあるからです。

ゴムオンリーの製品の場合、金型を壊してしまうほどのことはあまりありませんが、
金具焼付け品の場合、一歩間違えると金型を壊してしまう可能性もあるのです。

ですから私はどんなに慣れた製品の成形作業でも、
金具焼付け品の作業の時はいつも以上にしっかり確認し、
特に注意を怠らないよう心掛けています(＾＾)