技術部 葛井
この学校さんを訪問するのは二年ぶりでした。校内の案内地図を貰っていたのですが、前回と同じ場所だろうと勝手に判断して北側の出口からでて目的地へ向かいました。
ところが、どこにも報告会の案内がありません。あわてて、ガードマンの方に研修会の場所を教えてもらいました。なんせ、大きな敷地にある大学ですから、案内を受けた場所から10分以上歩いたように思います。少し、余裕を持って大学へ行っていたおかげで、遅刻するようなことはありませんでしたが、多少冷や汗ものでした。
大きなホールの三分の一には机と椅子が並べられ、残りは椅子だけが置いてありました。
椅子席は、インターンシップ生のためのものでした。ホール内を見渡して、弊社へインターンシップに来たMさんを探しましたが、ぜんぜん見当たりませんでした。
社長からMさんに渡す本を1冊預かっていたので、ホールの中でMさんを一緒に行ったN君と二人で一生懸命探しましたが見つけることができませんした。
第一部の発表は、今年のインターンシップ生4人と受け入れ側の人事担当の方、計5名でした。
発表の際にとても興味深く感じたのは、発表する学生に対して、厳しく指摘する教授のお話の内容とその話し方でした。
当たり前のことを厳しく、みんなの前である種、恥をかかせるような話し方でしたが、私にとってはとても愛情のある先生に感じました。あとの懇親会でお話ができたらと思い、会場で探してみましたが残念ながらこちらもまた、見つけることができませんでした。次の機会には、必ずお話してみたいと思います。
第一部の発表の後は、座談会でした。
パネラーは、4人のインターンシップ生と2名の就職先が内定した4年次生、学校側から2名、インターンシップ受け入れ側から1名の計9名のお話を聞きました。
インターンシップ受け入れ側の方のお話では、期間中に学生さんにプレゼンテーションをしてもらう事をプログラムにしているとのことでした。弊社では今まで、6人のインターンシップ生を受け入れてきましたが、その様なことは一切していませんでした。次の機会には、最後にプレゼンをして貰うようにプログラムの見直しをしようと思いました。
座談会が終わって、まわりを二人で「キョロキョロ」しても一向にMさんが見当たりません。
Mさんが居ないなら、懇親会に参加しても話す人が居ないだろうから、そのまま帰ろうかと思いましたが、一旦は懇親会場までと思い、先ほど汗だくで歩いた長い道のりを今度は夜風を気持ちよく受けながらテクテク歩きました。
会場の10メートル手前くらいでMさんらしい人が立っていて、N君とほぼ同時に「あっ!!」って感じでの再会でした。早速、預かっていた本を渡して一安心。あとは、時間まで”C2H5OH”を楽しく飲むだけ……。まさに、「世は満足じゃ!」でした。
運悪くその日は、地域の巡視の仕事が有ったので一時間余りで退散しました。
来年こそ、とことんまで居てコミュニケーションをと思った次第です。